小さな一歩

我が家には2人の娘がいます。
長女は、自分の思いを主張するのが少し苦手で、どちらかといえば慎重派。
一方、次女は「やりたい!」と思ったら勢いよく突き進むタイプです。
同じ両親のもとに生まれてきたのに、こんなにも性格が違うものかと、日々不思議に感じています。
そんな長女が、この夏、突然「テニスをしたい」と言い出しました。
よくよく話を聞いてみると…
「中学生になったらテニス部に入りたい。そのために今から練習して、少しでも上手くなりたいから、テニスを習いに行きたい」
と、自分の考えをはっきりと伝えてきました。
普段は控えめな長女が目標を持ち、そのために必要なことを考え、行動に移そうとしている姿に本当に驚かされました。
ちょうど反抗期に片足を突っ込み、親としては接し方に悩むことも増えてきた時期ですが、こうして内面が確実に成長していることを実感し、胸がじんわりと温かくなりました。
子どもの成長は、一気に大きく変わるのではなく、小さな一歩の積み重ね。
これからも、その一歩一歩を見逃さず、しっかりと見守っていきたいと改めて感じた出来事でした。
クラークM